製作スタッフ&登場人物
作品名:ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡(原題:WASTELAND)
監督: ルーシー・ウォーカー
共同監督:ジョアン・ジャルディン、カレン・ハーレイ
プロデューサー:アンガス・エインズレイ、ハンク・レヴィン
共同プロデューサー:ピーター・マーティン
製作総指揮:フェルナンド・メイレーリス、ミエール・ド・ボトン・エインズレイ、
アンドレア・バラタ・ヒベイロ、ジャッキー・ド・ボトン
音楽:モービー
編集:ペドロ・コス
撮影:ドゥドゥ・ミランダ
共同撮影:エロイーザ・パッソス、アーロン・フィリップス
配給:ユナイテッドピープル
98分/カラー/英語、ポルトガル語(英語字幕)/イギリス・ブラジル/2011年
登場人物(出演順):
ヴィック・ムニーズ
ファビオ・ギヴェルディエル
イジス・ロドリゲス・ガロス
ホセ・カルロス・ダ・シルバ・バイア・ロペス(ズンビ)
セバスチャオ・カルロス・ドス・サントス(チャオ)
バルター・ドス・サントス
リーデ・ラウレンティーナ・ダ・シルバ(イルマ)
マグナ・デ・フランサ・サントス
スエーレム・ペレイラ•ディアス
ヴィック・ムニーズ | Vik Muniz
ヴィック・ムニーズは、1961年にブラジルのサンパウロの労働者階級の家庭に生まれる。若い頃に喧嘩の仲裁に入った際、脚を銃で撃たれる。そのときの賠償金でニューヨークへ旅をし、以来ニューヨークを拠点に活動。ムニーズは、身近にある意外な材料を多数用いて絵画制作を行い、写真に収めていくことで知られる。有名作に、チョコレート・シロップによる「最後の晩餐」、ダイアモンドによるマリリン・モンロージャム、ピーナッツバターによる「モナリザ」などがある。ムニーズの作品は世界中で展示されており、国際的に高く評価されている。リオデジャネイロのMAMで行われた個展「ピクチャー・オブ・ガベージ シリーズ展」は、参加者数がピカソに次ぐ記録だった。「何かが別の何かに形を変える瞬間こそ最高に美しい。様々な音が組み合わさり音楽になるように、それはすべてに共通している」
– ヴィック・ムニーズ
ルーシー・ウォーカー | Lucy Walker (監督)
ロンドン出身でオックスフォード大学で演劇と文学を学ぶ。その後ニューヨーク大学に進学し、MFA(美術学修士号)を取得。ニューヨーク大学に在学中、ミュージシャンやDJとして夜間アルバイトをしていた時に出会ったモービーが 『ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡』の音楽を担当している。『カウントダウンZERO』(2010年)では核兵器の現状を描いた。また、東日本大震災の被災地にカメラを向けたドキュメンタリー映画『津波そして桜』(2011年)は第84回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。